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●整形外科の治療方法

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@精密検査

腰痛治療ナビが整形外科を初診にするべき、としている理由はこの「精密検査」にあります。 全ての対処はこの精密検査の結果から始まると言っても過言ではありません。

X線レントゲン CT検査 MRI検査
レントゲン

X線レントゲン

骨格の状況を確認するのに必須検査です。整形外科に受診した場合はまず必ず撮ることになると思います。 身体を通り抜けるX線が骨に当たって白色に浮き出てきます。ちなみに筋肉は黒く写るので背景に溶け込んでいます。 撮影方法には「単純撮影」「機能撮影」「断層撮影」の3通りがあり、

-単純撮影-

問診や身体所見から導き出された仮説に基づいて「正面/斜/横」の三方向から撮影を行います。

-機能撮影-

関節を曲げた状態,伸ばした状態でそれぞれ撮影を行い、関節の可動によって現れる症状を確認します。

-断層撮影-

特定部位を詳しく調べる為の撮影で全体ではなく特定部位を断面的に撮影します。最も詳しい情報が取れる撮影法です。

殆どの場合は「単純撮影」を行って診断を行います。

※より鮮明な情報を得る為に、「造影剤(エックス線を通さない)」を使用して撮影するケースもあります。

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CT検査

CT検査

「輪切り検査」として知られています。エックス線の照射によって輪切りにするように撮影をして、コンピュータによる 画像処理の結果、断層画像を出力する検査です。通常のレントゲンでは判断がしにくい厚みのある骨や関節、 脊柱管の様子など細かい点を確認することができます。

主に骨の腫瘍や脊椎,肩関節,股関節などの病気の診断に活用されています。

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MRI検査

MRI検査

エックス線ではなく磁気によって体内の断層画像を撮影する検査です。縦横斜とあらゆる方向の画像化が可能なのが 特徴で非常に多様な情報を得ることができます。特にエックス線検査とは異なり、骨に囲まれた場所であっても撮影 可能となっています。

MRIが特に活躍するのは椎間板ヘルニアの検査や脊柱管狭窄症などの検査で、脊髄神経の状態を克明に確認する事が 可能です。またMRIはエックス線を使用しないので「放射能被爆」の心配はないというメリットもあります。

※MRI検査はペースメーカー等の電子機器,人工関節等の金属が体内にある場合は使用できません。

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A保存療法

装具療法 薬物療法

整形外科では一般的に行われる「負担の少ない」治療法です。主に血行促進と筋肉のコリ解消を柱にして治療を進めています。 また、理学療法」「ブロック注射」は保存療法に内包するとされていますが、項目を見やすく分類する為に別に分けてあります。

コルセット装具療法

装具療法

いわゆる「コルセット」等の着用でもって患部を固定し、負担を抑える治療法です。急性期の腰痛の際に 「どうしても仕事があるから休めない」「家事をしないといけないから少しだけ動けるようにして欲しい」といった希望が 患者さんから出てくるのですが、それに対する対策として利用されるケースが多いです。

コルセットは負担を分散させてくれるのである程度の動きが取れるようになります。ですが、コルセットに頼る分、 筋肉を使わなくなるので、使いすぎると筋肉が衰えてしまうというデメリットもあります。ですので、コルセット等に よる装具療法はあくまで「必要時に限る」使用に留めることが望ましいです。

※筋反射を利用するキネシオテーピングも一種の装具療法といえると思います。この場合は負担の分散ではなく、筋肉機能の 調整をテーピングで行います。

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薬物療法

内服薬,座薬,外用薬などを使って抗炎鎮痛を図る治療法です。温湿布やジェル状の塗布薬,そして 非ステロイド系抗炎鎮痛剤などが主に使用されます。どうしても効き目が見られない場合には ステロイド系の抗炎鎮痛薬が使用される事もあります。

各薬の効き目については個人差が大きい為に一概では言い切れませんが、外用薬<内服薬<座薬<ステロイド系 の序列が一般的のようです。

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B理学療法

温熱療法 低周波療法 運動療法

温熱療法

筋肉,関節の患部を温め、血行を促進させる事で鎮痛効果を得る治療法です。患部を温めることによって 筋肉のコリがほぐれ、血管圧迫が軽減される為に血液が筋肉の隅々まで行き渡ります。そうすれば 栄養とエネルギーが血液を通して筋肉へと届くので炎症が治まり、痛みとコリが共に治まる仕組みです。

温湿布/ホットパック

整形外科で行われる代表的な温熱療法です。患部に発熱効果,保温効果を持った「ホットパック」 「温湿布」を貼り、じっくり筋肉から暖めていきます。治療後に肩の力がスーッと抜ける感覚になる ようなリラックス効果が高い治療法です。

半身浴

自宅でも気軽にできる温熱療法です。おへその辺りまで37度程度のぬるま湯につかり40分を目安にして ゆっくりお風呂につかります。腰下に循環する血液が温められ、上半身に循環する事で「血液を通して」 身体が温められます。本等を読みながら取り組む女性が多いのですが、37度のぬるま湯といえど、15分も していると汗がかなり出てきますので、小さな汗拭きタオルは必須です。お風呂をあがると全身気持ち良い 気だるさに包まれます。水分がかなり対外に出てしまっていますので、水分補給をお忘れなく。

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理学療法

低周波治療

人間の神経系には微弱な生体電流が流れており、その電気信号のやり取りで筋肉が機能をしています。 この低周波治療は衰えた筋肉の治療に利用される治療法で、微弱な電気パルスを筋肉に送り、 筋肉に運動効果を与えます。リハビリ等に大活躍している治療法です。

また、家庭用でも高機能な低周波治療器が普及しています。高機能ながら経済的な値段ですので 通院ペースを減らして、自宅でのリハビリに取り組む人も増えてきているようです。こういった器具は 「セルフメディケーション」にとってとても大きな意味を持つと考えられます。

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運動療法

運動療法

関節疾患は「痛い」という理由で安静にしていると関節が固まってしまう場合があります。 運動療法はそうした関節の固定が起こらないように適度に関節と筋肉に運動をさせて、 関節の可動性を高めます。主に四十肩などの関節炎症疾患の際に活用されます。

※運動療法は「痛い」と感じる中で無理やり行っても逆効果です。安静にすべき時と関節に運動をさせるべき 時とをしっかり見極めて療養しましょう。

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※理学療法は保存療法の1区分としてみなされています。

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