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●編集スタッフより一言

スタッフ

日本の男性が最も多く悩み、そして女性の多くが悩んでいるのが「腰痛」と呼ばれる症状です。ですが、「腰痛」と呼ばれる症状は様々な原因によって分類され、一言で「腰痛」と片付けられないのが実際です。ここでは総称としての「腰痛」ではなく、「原因」ごとに分類した「腰痛」と呼ばれる症状群についての解説を行っていきます。まずは自分の「腰痛」の原因を解き明かしましょう!

●腰痛とは一体何なのか。

ぎっくり腰

腰痛とは腰に感じる自覚症状の総称

ぎっくり腰

現代男性が最も悩む自覚症状。それが腰痛と呼ばれる症状です。「腰に感じる何とも言えない重苦しい感覚」「ちょっとした動きに連動して起こる鈍痛」「長時間椅子に座っていると徐々に蓄積されていく腰周辺の疲労感」「腰を屈めたり前屈した際に感じる引っ掛かり」など、その症状や発生する条件とは人によってバラバラです。

ですが、我々はそうした腰に起こる症状を「腰痛」という総称で呼んでいます。腰が痛ければ腰痛なのです。ここには現代人が「腰痛」に悩まされる秘密が隠されています。

それは「誰もその原因に目を向けていない」という事です。

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原因を知る事が腰痛対策の「はじめの一歩」

繰り返しになりますが、腰痛と呼ばれる症状は「総称」に過ぎません。原因は本当に沢山あり、人それぞれなのです。例を出しますと、腰痛で悩むAさんとBさんはどちらも同じ「腰痛」持ちで「腰痛仲間だ」と自覚しているとします。

ですが、それは半分正解ですが、半分は間違いなのです。

何故なら、Aさんの腰痛は椎間捻挫による筋肉性(炎症+機能不全)疾患による腰痛であり、Bさんの場合は骨格性、長年の姿勢の歪みから来る脊柱側湾症(骨格の横方向の歪み)によって引き起こされる筋肉の疲労蓄積+機能不全からくる腰痛だからです。

つまり、個人個人の腰痛とは似て非なるものといえるのです。

大切な事は自分の腰痛の正体を見極める事。それが腰痛知らずの身体になる事の第一歩です。

ここでは、腰痛という名前に集約されてしまっている腰痛疾患/症状を更に分解し、今正に腰痛で悩まれている方が自分の腰痛の正体を知るお手伝いをしていきます。

腰痛と呼ばれる症状の診断名
腰痛症 急性腰痛 慢性腰痛 椎間捻挫 ぎっくり腰
変形性腰椎症 腰部椎間板症 腰椎椎間板
ヘルニア
坐骨神経痛 腰椎すべり症
腰椎分離症 脊柱管狭窄症 馬尾症候群 梨状筋症候群 心因性腰痛

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@腰痛症(ようつうしょう)

原因不明の腰痛に多い診断名

原因不明の腰痛は大体がこの診断名を下されます。恐らく腰痛で悩む人の多くが、この腰痛症(慢性腰痛とも呼ばれる)と診断され、「まぁ、もう年だし仕方ないわ」「腰に負担の大きい仕事だし仕方ないか」と納得して慢性化した腰痛と戦っているのではないでしょうか。

ですが、諦めないで下さい。腰痛症であっても、必ず痛みを引き起こすメカニズムは身体の内側に潜んでいます。慢性痛となるのは痛みのメカニズムが放置されているからに他なりません。

腰痛という「結果」をもたらす「原因」を探り、絞込み、最適な処置を行えば慢性腰痛も克服できるのです。

腰痛症と診断されてしまい、今もなお慢性的な腰痛と戦っている方は是非とも本ページの情報を見比べて、御自身に当てはまる可能性が高い「原因」を見つけてください。

仮に予想と違っていても良いのです。何故なら、可能性が1つ絞り込めた訳ですから。

大切な事は「最短距離で原因を探り出す事」です。「これじゃないか?」「あれじゃないか?」とドンドン推測をして検証していきましょう。必ず最後にはその厄介な腰痛を引き起こしている「原因」にたどり着けます。

そこから、本当の腰痛との闘いが始まるのです。

腰痛症の詳細はこちらへ

腰痛症を「腰椎症」と呼称する場合もあります。

腰痛症

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A急性腰痛(きゅうせいようつう)

突然襲い掛かってくる腰痛の総称

「慢性」の対義語である「急性」という言葉からも想像がつくかと思いますが、「突然襲い掛かってくる腰痛を指します。日本では「ぎっくり腰」などが特に有名です。ですが、この「急性腰痛」はぎっくり腰に比べて広義の範囲を指しており、無理な動きなどによって腰が悲鳴をあげる「ぎっくり腰」に対して、ヘルニアの突出による突然の痺れ、脊柱管狭窄の進行によって突然襲い掛かってきた痛み、内臓疾患による反射痛/関連痛などによって突然引き起こされた腰痛なども含まれます。

ですので、「突然襲ってきた腰痛全般」と覚えておくのが一番簡単です。

急性腰痛の場合は初期対応がとても重要になります。多くの場合、筋肉に炎症反応が起こり、上半身を支えることができなくなるケースが多いですので、無理なく安静にする事で筋肉をしっかり休ませましょう。

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※急性腰痛の初期対応として「絶対安静」は必要ですが、そのまま安静を続けておくと今度は筋肉が衰えてしまいますので注意が必要です。目安としては2〜3日間の安静と、その後は徐々にリハビリに入るようにするのが良いようです。

急性腰痛

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B慢性腰痛(まんせいようつう)

取れそうで取れない長期の鈍痛症状

少し動くとジワリジワリと浸みるように広がる何ともいえない不快感。そして膝や腰等の身体のこわばり

激痛と言う程の痛みではないけれど、身体を動かすのが億劫になるような痛みは総じて慢性痛と呼ばれています。多くの方が「取れない痛み」として認識しているものです。

この「慢性痛」と聞くと、加齢によって起こる「避ける事ができない痛み」といった印象が強いかと思いますが、現代の慢性痛事情は少し異なっています。

代表的な例が20代にも増える慢性痛となります。これは腰に限らず、肩や膝についてもです。

多くの慢性痛は作られた慢性痛

腰痛治療ナビでは慢性痛が慢性たるゆえんは「この先付き合っていくしかない」と思い込んでしまっている患者さん自身が作り出した幻想である事が多いと考えています。

「あ、これは慢性痛なんだ・・」と思う前に少しでも良いので意識を別のところに向けて見ましょう。

この痛みはどういう原理で起こっているんだろうか。

痛みを引き起こすような状況になったのは何が原因なのだろうか

自分の身体は今どういった状態にあるのか。

これらの事に目を向け、今起こっている「慢性痛」と考えられる痛みの因果関係を見極めるのです。

ひょっとしたら、「慢性痛」になっているのは結果に対して原因を見誤っていた為なのかもしれません。原因を間違えて把握していたら当然治るものだって治る事はありません。正に「慢性痛」が生まれて当然なのです。

「自分は慢性痛だ」と思っている方で、その慢性痛の原因を自分でしっかり説明できない事に気付いた方は、一度徹底的に自分の身体と向き合ってみると良いでしょう。

「生涯の友」と考えていた慢性痛とサヨナラができてしまうかもしれませんよ。

※上記「慢性痛の原因をしっかり説明できない」という内容は「医師による説明以外を知らない」という方も含まれます(むしろその割合が多い)。慢性痛患者の方で多いのが「よくわからないが、専門家がそう言うからそうなんだろう」と「腹落ち」せずに「鵜呑み」にしてしまっているケースです。

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慢性腰痛

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C椎間捻挫(ついかんねんざ)

突発的な過負荷によって起こる背骨の捻挫

椎間とは背骨を構成する骨である「椎骨」と「椎骨」の間の関節部位を示します。

つまり、椎間関節とは「背骨の関節」に起こる捻挫なのです。

「???」となってしまう場合は足首の捻挫をイメージしてください。あれは足首の関節が瞬間的にずれてしまう事によって引き起こされます。

それと同じ事が背骨で起こっているだけの話なのです。

少し具体的に説明しますと、関節を構成している骨(関節とは二つ以上の骨で構成)がずれてしまった時に、関節が抜けないように関節を包み込んでいる靭帯が伸びてしまう現象です。捻挫による痛みは関節そのものよりも、瞬間的に伸びきってしまった靭帯部分に起こる炎症反応の場合が多いのです。

一過性の痛みが多いのが特徴

椎間捻挫は急性の痛みを起こしますが、炎症を起こしている患部を冷やして安静にしてあげると数日で劇的に回復していきます。

ですので、急性の腰痛同様に、初期症状の時には患部をしっかりと冷やし、炎症を抑えながら安静を守り、痛めた関節を休ませてあげましょう。通常は2〜3日で痛みが収まっていきます。

対象範囲が広い椎間捻挫

ぎっくり腰の原因としてもこの椎間捻挫はとても多いです。(ぎっくり腰=椎間捻挫として使われる事も)

ただし、ぎっくり腰は「腰」に限定された症状ですが、この椎間捻挫はあくまで「椎骨」に起こった捻挫となりますので、その対象範囲は「頚椎」「胸椎」「脊椎」「仙椎」と広くなります。

ですので、厳密に言えば、椎間捻挫=ぎっくり腰ではない、という事になります。(ここは余り深く考える必要はありません。)

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椎間捻挫

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Dぎっくり腰(ぎっくりこし)

ぎっくり腰

「魔女の一撃」と呼ばれる急性腰痛の代表選手

日本人に最も馴染みがある腰痛の症状といえばこのぎっくり腰でしょう。「魔女の一撃」と表現される程の激しい、突然の痛みは誰もが一度経験すると忘れる事ができません。

また、その激痛が数日間でまるで嘘のように引いていくのもぎっくり腰の特徴とされています。

瞬間的な過負荷 or 蓄積された疲労の大爆発

ぎっくり腰が起こる原因は主に二つです。「瞬間的な過負荷」「蓄積された疲労の大爆発」です。前者は若年層のスポーツなどが引き金に、後者は主婦や社会人等に多く、長時間におよぶ同一姿勢の維持や細かい動きの継続による小さな疲労の積み重ねが引き金となる事が多いようです。

油断は椎間板ヘルニアを招く事も・・

ぎっくり腰は腰椎に起こる「椎間捻挫」です。ですので、しっかりと痛めてしまった腰椎に休息を与えれば問題はありません。問題は「ぎっくり腰だし」と甘くみて休息を与えなかった場合です。

弱った腰椎は弱まることの無い負荷に耐えかねて周囲の筋肉へ助けを求めます。最初は周囲の筋肉が助けてくれるので特に問題はありませんが、周囲の筋肉は常に自分の役割+腰の筋肉の役割を果たす事になるので当然、疲れるペースが早いのです。

そんな身体の事情を無視して、負荷を重ねていくと・・・・助けを求める筋肉までも疲れ果ててしまい、限界を超えた腰は「椎間板ヘルニア」を引き起こしてしまう場合があります。

実際、椎間板ヘルニアで悩んでいる人の多くは、最初は軽いぎっくり腰だったのです。そこでぎっくり腰と向き合わず、無理を続けた結果、「椎間板ヘルニア」を引き起こしてしまったのです。

椎間板ヘルニアで悩んでいる人は誰もが「あの時無理をしなければ・・・」と無理をした自分を嘆きます。

「風邪は万病の基」と言いますが、「ぎっくり腰は各腰痛の基」といえます。ぎっくり腰を自覚した場合は無理せず、ぎっくり腰の段階で対処するのが最善です。

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急性腰痛

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E変形性腰椎症(へんけいせいようついしょう)

生理的な衰えから起こる症状

「加齢」によって起こる腰椎疾患としては最も代表的なものではないでしょうか。

捻挫や骨折といった外部からの強い圧迫によって起こるものではなく、内部の生理的変化から起こるもので、その結果として「外部の圧迫」に対して弱くなってしまうといった弊害が生じます。

具体的に説明をしますと、加齢といった生理的な組織の衰えによって椎骨(椎体/椎弓)が変形したり、磨耗したりしてしまう症状です。骨は通常「破壊」「再生」を繰り返す「代謝機能」を恒常的に持っていますが、関節面での磨耗が大きくなると、再生機能に異常が起こり、骨の形が変形してしまう「骨棘現象」が多いようです。

骨棘など、「できるだけ」なら良いのですが、そうした異常作用によってできたものが従来のバランスを崩す原因となってしまい、本来隙間のない部位に隙間が生まれたり、本来は隙間があるべき部位に隙間がなくなってしまったりといった現象(身体にかかる負荷のバランスが変わっていく)が起こります。

その結果、椎骨周囲にある組織へと影響を及ぼし、「腰椎すべり症」「脊柱管狭窄症」「腰椎分離症」などの様々な症状が生まれる原因となってしまうのです。

ですので、変形性腰椎症の特徴は、それ自体が痛みを引き起こすというよりも、それが原因となって他の症状を引き起こし易くなるものだとお考え下さい。

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椎間捻挫

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F腰部椎間板症(ようぶついかんばんしょう)

椎間板に起こる生理的な衰え

変形性腰椎症とセットで扱われる疾患です。変形性腰椎症が「腰椎」という骨の部分に起こるのに対して「腰部椎間板症」とは椎骨と椎骨の間にある「椎間板」というクッション材が変性を起こす症状となります。

加齢と共に椎間板の水分が失われる

背骨にかかる負担を分散させ、吸収する役割を持つ「椎間板」はヒアルロン酸などの保湿成分に非常に富んでおり、弾力性、柔軟性が豊富です。ですが、ヒラルロン酸などの保湿成分は20才頃をピークにして徐々に減少していきます。当然、保湿成分を失った椎間板はその弾力性/柔軟性を失い、外部からの圧力に対する耐久性が衰えていくのです。

水分を失った椎間板に異常が起こる

水分を失っていく椎間板では様々な現象が起こります。

@髄核自体が柔軟性を失う(クッションの役割を果たせなくなる)

A髄核を包む、繊維輪に亀裂が入る(ヘルニアを起こしやすくなる)

B椎間板自体が萎み、小さくなる(椎骨間が狭まってしまう)

これらの組織的な衰えによって腰椎全体が衰え、数年前なら平気だった負荷で「ぎっくり腰」「椎間板ヘルニア」「腰椎すべり症/分離症」「坐骨神経痛」といった症状を引き起こしてしまうのです。

加齢という誰もが避ける事ができない現実から起こるものなので、当たり前ながら避ける事はできません。ですが、椎間板の変性を遅らせる事は可能です。ちょっとした日々の暮らしの工夫が非常に効果的ですので、「今は大丈夫」と油断をしないで前もって備えておきましょう。

椎間板変性を防ぐ工夫は健康そのものにとっても効果がありますので、決して「やり損」といった事はありませんよ!

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腰部椎間板症

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G腰椎椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニア

痺れを呼ぶ代表的な腰痛疾患

お尻の奥(力を入れると凹む場所)から太腿の裏側、そして膝、足先へと伝わる経験したことの無い感覚(神経痛による痺れが殆ど)が椎間板ヘルニアの代表的な症状です。

「え??何これ??」

初めて椎間板ヘルニアの症状を経験した人は多くがこう感じます。

多くの方が「神経痛」という症状を生まれて初めて経験することとなり、初めはこれが神経痛であるとすら気付く事ができません。「初めて経験する感覚」なのです。

徐々に冷静な判断もできるようになり、「腰痛」とセットで起こっている「感覚」、それも電気のようなビリビリを自覚できる事から、そこで初めて「神経痛か?・・・まさか椎間板ヘルニアか?」と状況が見えてきます。

痺れの原因は神経圧迫

椎間板ヘルニアによる謎のビリビリの正体。それは神経痛です。背中を縦断する脊髄中枢神経が「ヘルニア」と呼ばれる突出した椎間板成分(髄核)によって圧迫され起こるものです。ですので、「圧迫」されている瞬間だけ痺れが走るのが特徴であり、またヘルニアが特に突出しやすい「前屈姿勢」を取ると痺れが走りやすいのが特徴です。

まず優先すべきは状況確認

椎間板ヘルニアを何となく自覚した人が陥るケースが「怖くて検査をしない」ことです。「○○さん、椎間板ヘルニアですね」と言われる事を何より怖がり、「かもしれない、でもそうじゃないかもしれない」と希望を持てる立ち居地に自分を置こうとします。

余談ですが、腰痛治療ナビスタッフも殆どがそうでした。

ですが、これが最もしてはいけない選択なのです。

椎間板ヘルニアの治療の第一歩は向き合う事に他なりません。まずは現実を直視し、自分の身体に何が起こっているのかを把握する事が何より大切なのです。

間違っても、「動かせる範囲」を必死に確認して「ほら、動くから自分は違うんだ」と自己暗示をかけないようにしてください。これは悪化を呼び込むだけで何一つ良い事はありません。

椎間板ヘルニアを怖がらないでください。しっかり椎間板ヘルニアを理解し、自身の身体について理解すれば、復帰に向けての最短距離がはっきりと見えてきます。

椎間板ヘルニアの恐怖とは「知らない事」からやってくる「想像/イメージ/固定観念」が殆どである事に気付く事が大切ですよ!

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腰椎椎間板ヘルニア

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H坐骨神経痛

坐骨神経痛

お尻の奥から太腿裏〜膝裏〜足先への痺れ

椎間板ヘルニア/腰椎すべり症/脊柱管狭窄症といった様々な腰椎疾患で起こる神経痛は主に「坐骨神経痛」と呼ばれる症状です。

坐骨神経痛とは正に読んで字の如く、「坐骨神経」と呼ばれる神経に沿って走る神経痛であり、痺れは坐骨神経が圧迫される事によって起こるか、坐骨神経部位を支配している上位神経が圧迫される事によって起こります。

坐骨神経痛は症状であり、原因は他にある

多くの方が誤解をされているのですが、坐骨神経痛とは「症状名」であって決して疾患名ではありません。

つまり、坐骨神経痛の場合には必ずその原因となる疾患が何処かに隠れているのです。坐骨神経痛の治療の際にはその原因となる疾患を見抜く事がとても大切になります。

ここが、坐骨神経痛の最大の落とし穴なのです。

坐骨神経痛となった場合、必ず原因疾患を探すようにしてください。それはお尻かもしれませんし、腰かもしれません。ひょっとしたら胸にあるのかもしれません!

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坐骨神経痛を起こしやすい原因疾患
腰椎すべり症 腰椎椎間板ヘルニア ぎっくり腰 慢性腰痛
坐骨神経痛

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I腰椎すべり症

ぎっくり腰/椎間捻挫とほぼ同義の腰痛症状

背骨を構成する椎骨のうち、腰の部分を「腰椎」と呼びます。その腰椎部分の椎骨と椎骨が大きな外部からの圧力によって「ズルッ」と滑ってしまう現象を「腰椎すべり症と呼びます。

「ぎっくり腰」「椎間捻挫」とほぼ同義の症状ですが、強いていうのであれば、この「腰椎すべり症」の症状は年配の方に使われる事が多いようで、その「滑りの原因」を外側からの強い圧力とするよりも「靭帯の衰え」「椎骨の変性」といった生理的な変性によるものとするようです。

この腰椎すべり症は癖になる人が多く、何度も滑ってしまうと徐々に靭帯を痛め、伸ばしてしまい、背骨の安定性が欠けてきます。また、滑ったまま戻ってこれなくなってしまうと「脊柱管狭窄症となってしまい、脊柱管を通る脊髄中枢神経を

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腰椎すべり症

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J腰椎分離症

すべり症の兄弟分:棘突起の剥離

「腰椎すべり症」とセットで扱われる腰椎疾患です。主に「スポーツをする活発な若年層」と「高齢者」に多く見られるのが特徴で、「分離症」の分離とは椎骨を構成する後ろ半分「椎弓」部分の先端(棘突起)が物理的に分離をしてしまう事を指しています。

その分離の原因が「若年層の場合は疲労骨折」に多く、「高齢者の場合は加齢による組織の磨耗」が多いのです。

若年層/高齢者共に、棘突起の分離に気付く事無くそのまま過ごすケースも少なくありません。鈍痛が徐々に酷くなり、動く事もできないほどの痛みへと発展した場合は摘出手術などが検討されます。

自覚しないケースも多い事から余り馴染みの無い腰椎疾患といえるでしょう。

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腰椎分離症

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K脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)

脊髄の通り道である脊柱管が狭くなる

脊柱管狭窄症とは背骨を縦断する「脊髄中枢神経」の通り道「脊柱管」が狭くなってしまう現象を指します。

その原因の多くは「腰椎すべり症/椎間捻挫」などによって部分的に椎骨がずれてしまう(主に腹側)ケースです。瞬間的にずれただけであれば特に問題はないのですが、そのままズレっぱなしになってしまったり、椎骨の戻りが悪かった場合などにその部分だけが狭くなってしまう事が多々あります。

そして、その「狭くなってしまった」部分に脊髄中枢神経が触れてしまい、神経痛が走ってしまうのです。

脊柱管狭窄症の多くは「骨格系」の問題を孕んでいます。初期症状であれば、その歪みの周辺筋を調整してやる事によって自然矯正がかかることも期待できますが、ある程度ズレが定着してしまっている場合、骨格矯正などの根本的な骨格への対策が求められる場合もあります。

大切なのは現状を正確に把握する事

脊柱管狭窄症は殆どの方が聞き慣れない言葉であると思います。その為、「何それ??」「何をしたらいいの?」とチンプンカンプンな状態で困っている人も決して少なくありません。脊柱管狭窄症の場合、何が必要で何をすべきか。

それは「状況を明確に把握する事」です。

脊柱管狭窄症が「そもそもどういった疾患なのか」、そして自分の脊柱管は「何処が狭窄を起こしているのか」「それは何が原因なのか」そういった現時点では全く見えていない部分をまずは明らかにしていきましょう。それによって自分が取れる選択肢、自分が選択すべき治療法などがどんどん見えてきます。

敵を知り己を知れば百戦危うからずなのです。

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脊柱管狭窄症

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L馬尾症候群(馬尾神経障害)

腰椎部位の脊髄中神経圧迫の総称

「馬尾」とは腰椎付近から枝分かれを始めた「脊髄中枢神経」の呼称であり、「馬尾症候群(馬尾神経障害)」とはその「馬尾」と呼ばれる部位の脊髄中枢神経が圧迫される事によって発症する神経痛となります。

何故、腰椎付近から脊髄中枢神経は枝分かれを始めるのか。それは腰椎/仙椎から下肢抹消(足先)へと伸びる末梢神経となる為です。つまり、腰椎とは下肢末梢神経の出発点といえるのです。

神経障害が広範囲に考えられる馬尾神経

馬尾とは腰椎で脊髄中枢神経が抹消神経へと変わる出発点です。つまり、馬尾の束はすなわり「脊髄中枢神経」と何ら代わりがありません。これはどういう事かというと神経痛の発症範囲が広範囲に渡る可能性があるという事です。馬尾のどの部位を圧迫するかによって痺れの発症部位が異なってくるのです。

圧迫部位によって神経痛の発症部位が変わってくる馬尾神経症候群は中々診断根拠を見つけることができない疾患です。ですので、多くの場合は坐骨神経痛/梨状筋症候群/椎間板ヘルニア等ではないと考えられるが明らかな下肢神経痛が認められるという状態に診断されるケースがあるようです。

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馬尾症候群

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M梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)

臀部最下層筋による坐骨神経圧迫

梨状筋とは臀部筋肉の最深層筋の1つです。大殿筋/中殿筋/小殿筋の更に奥に走っており、坐骨神経の真上を走っています。そして梨状筋症候群とはその梨状筋が何かしらの理由で真下を走る坐骨神経を圧迫し、発生する神経痛を指します。つまり、梨状筋によって起こされる坐骨神経痛の事なのです。

⇒梨状筋症候群の詳細はこちらへ

ただし、梨状筋含め、各疾患名に対する定義は実は曖昧で、その医師/治療家によって微妙に異なります。ですので、余り診断名に拘る事無く、あくまで注意すべきは「何故それが起こっているのか」という症状に対する因果関係であると、腰痛治療ナビでは考えています。

梨状筋症候群

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N心因性腰痛(しんいんせいようつう)

身体的な原因が全く無い腰痛症状

レントゲンでも全く異常なし、MRIでも全く異常なし。体重は正常。骨格の歪みも無し。筋肉の緊張といったコリも無し。しかし腰痛という症状だけははっきりと自覚している。

これが心因性腰痛と呼ばれる症状に多いケースです。

我々人間は「心身」のバランスが取れて初めて健康体と呼べる身体になります。多くの腰痛症状は「心」は正常な中で「身」にかかった過負荷が原因となって様々な腰痛疾患が引き起こされますが、実はその逆方向も当然あるのです。

この「心因性腰痛」の原因は多くがストレスである事が多いです。それゆえに心因性の腰痛はまさしく現代病と呼ぶことができるでしょう。

※【「心」は正常】とは決して健全な状態を指すものではなく、あくまで「限界を迎えていない状態」という意味合いとなります。残念ながら、現代社会では限界を迎えていないながらも、磨り減った心の状態にある人の方が多いのが現実のようです。

克服には「理解」が必須の心因性腰痛

心因性の腰痛は全く身体に異常が見られません。その為、日本の西洋医学(概ね整形外科)の世界では対処する事ができないものです。実際に「これ以上何もしてあげられない」と言われてしまう患者さんが沢山いらっしゃいます。

心因性の腰痛については「腰(骨格/筋肉)以外に原因がある」「心の中に原因がある」という事実を受け止め、自分自身と向き合う事が必須となります。

※一般にはパソコンなどの導入によるデスクワークが原因とされる腰痛疾患は全てが現代病とされていますが、特にこの心因性の腰痛に関してはその中でも際立って「現代ならでは」という事ができます。激しい競争社会の中で生まれる人間関係、生活環境といった外的要因から持ち込まれる過剰なストレスは我々人間の自律神経系に大きく影響を与えています。つまり、精神疾患の結果がたまたま「腰痛」という形で現れたということなので、原因は身体ではなく、心の奥にあるのです。

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心因性腰痛

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